星空を撮影

名古屋の星空を撮影しよう

星空

構図

どんな写真でも美しい写真とは構図がしっかりしているのもです。 撮影者のセンスもありますが、やはり経験が必要です。 慣れないうちはひとつの星座を中心に据えたり、地上の風景と組み合わせたりといろいろ試していくのが上達の近道となります。 オリオン座や夏の大三角、冬の大三角、北斗七星なども被写体として面白いでしょう。 写真の構図は撮影する者の自由なので、挑戦するつもりでいろいろ試してみましょう。

撮影地

天体写真は空の暗いところで撮ったほうが美しい写真が撮影できます。 余計な光が入ってしまうので、空の明るいところで天体写真を撮るのは難しいでしょう。 周りにも外灯など照明がなく、なるべく空の暗いところで撮影しましょう。 地上風景と組み合わせて撮影する場合は撮影地もよく検討する必要があります。 地上の風景部分が明るすぎるときれいな天文写真を上手に撮ることができません。 風景と組み合わせる場合、街の夜景ではなく地平線や山を入れると美しい写真になるでしょう。 ぶれを防ぐために丈夫な三脚を使い、風の弱い時に撮影することも忘れないように。

絞り・露出

一般撮影では絞りは露光量と被写界深度によって決定しますが、天体写真の場合露光量は露出時間で調整して被写界深度はあまり気にしなくても大丈夫です。 露出時間が短くなるよう、基本的に絞り開放で撮影します。 天体写真は一般撮影に比べると、レンズの性能をしっかりと反映する写真になります。 そのため画質を優先する場合、暗くなることを我慢してしっかり絞ったほうが結果的に良い写真となります。 露出時間は空が暗いところでは長くしても大丈夫ですが、光害のあるところでは1分の露出時間でも写真が真っ白になることがあります。 コツがつかめるまでは何度か試してみましょう。